本ページはプロモーションが含まれています

メルセデス・ベンツのラインナップ図鑑|車種クラスと違いがひと目で分かる

メルセデス・ベンツ

2026年8月2日時点、日本公式のメルセデス・ベンツ車種一覧は54枠、当サイト集計では実質34系列です。

54枠のうち1枠は「2026年冬以降日本導入予定」。最多はSUVの23枠で、CLAや新型Sクラスの登場により、ラインアップの構造も大きく変わりました。

この記事の結論

  • 公式ラインアップに表示されるモデルカードは54枠
  • 同じ掲載名を統合すると実質34系列
  • 34系列は当サイト独自集計であり、公式が公表した車種数ではない
  • 54枠のうち1枠は2026年冬以降日本導入予定
  • 最大カテゴリーはSUVの23枠
  • 公式掲載、受注可能、在庫あり、試乗可能はそれぞれ意味が異なる
  1. メルセデス・ベンツの公式54枠・実質34系列とは?
    1. 34系列はどのように集計したのか
    2. ボディタイプ別の内訳
  2. メルセデス・ベンツ全54掲載モデル一覧
    1. 54枠で特に注意すべきモデル
  3. なぜ2026年に54枠へ増えた?CLAとSクラスの更新
    1. 7月9日に新型CLAとCLAシューティングブレークを発売
    2. 7月29日にCLA初の電気自動車を発表
    3. 6月11日に新型Sクラスを発表
    4. 「54」は車体数ではなく商品構成の掛け算
  4. 車種クラスの違いは?A・B・C・E・SとSUVの読み方
    1. A・B・C・E・Sクラスの違い
    2. GLA・GLB・GLC・GLE・GLSの違い
    3. GクラスはGL系の階段とは別物
    4. EQの命名方法が変わり始めた
    5. d・e・ISG・4MATICの意味
  5. 54モデルから自分に合う一台をどう選ぶ?
    1. CクラスとGLCは全幅と荷室で選ぶ
    2. EクラスとGLEは全長より全幅が違う
    3. GLBとVクラスは3列目の使い方が違う
    4. 選ぶ順番は「物理条件」から
  6. 今後のメルセデス・ベンツ車種はどう変わる?
    1. EVとエンジン車を同じ車名から選ぶ時代へ
    2. AMGとMaybachは価格の上下ではない
    3. 公式掲載数は今後も変動する
    4. まとめ
  7. よくある質問
    1. メルセデス・ベンツには本当に54車種ありますか?
    2. 54モデルはすべて現在注文できますか?
    3. メルセデス・ベンツで最も小さい掲載車種はどれですか?
    4. 7人乗りのメルセデス・ベンツはどれですか?
    5. EQB・EQC・CLSは公式54枠に含まれますか?

メルセデス・ベンツの公式54枠・実質34系列とは?

メルセデス・ベンツ日本の公式ラインアップページには、2026年8月2日の確認時点で「54モデル」と表示されています。

ただし、この54という数字は、互いに異なる54種類の車体が存在するという意味ではありません。通常のMercedes-BenzとMercedes-AMG、電気とガソリンなどが、別々のモデルカードとして数えられています。

34系列はどのように集計したのか

この記事では、次のルールで54枠を34系列へ統合しました。

  • 公式ラインアップ上の掲載モデル名が完全に同じカードを1系列とする
  • Mercedes-Benz版とMercedes-AMG版の違いは、掲載名が同じなら統合する
  • 電気、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの違いも、掲載名が同じなら統合する
  • セダンとステーションワゴン、通常SUVとSUVクーペは別系列とする
  • 標準ボディとロングボディは別系列とする
  • Mercedes-Maybachのように掲載モデル名自体が異なる場合は別系列とする

たとえば「C-Class Sedan」は、通常モデルとMercedes-AMGが別カードなので2枠ですが、当サイト集計では1系列です。

「G-Class」は電気、ディーゼル、Mercedes-AMGのガソリンが3枠に分かれていますが、掲載モデル名でまとめると1系列になります。

一方、「GLC」と「GLC Coupé」、「S-Class Sedan」と「S-Class Sedan Long」は車体形状や寸法、用途が異なるため、別系列として数えました。

このルールで公式掲載名の重複を整理すると、54枠から20枠分の重複がなくなり、34系列になります。これは公式発表の数値ではなく、読者が車種構成を理解しやすくするための当サイト独自集計です。

ボディタイプ別の内訳

メルセデス・ベンツ公式54掲載枠のボディタイプ別内訳
ボディタイプ 掲載枠数 主な車種 特徴
セダン 10枠 CLA、C、E、S、EQS 伝統的な中核カテゴリー
SUV 23枠 EQA、GLA、GLC、GLE、GLS、Gクラス 全カテゴリーで最多
ステーションワゴン 8枠 CLA、C、E、All-Terrain 積載性と低い車高を両立
コンパクト 3枠 Aクラス、Bクラス 都市部で扱いやすい
クーペ 5枠 CLE、AMG GT 造形と走行性能を重視
カブリオレ/ロードスター 4枠 CLE、AMG SL、Maybach SL オープンドライブを楽しむ
ミニバン 1枠 Vクラス 多人数移動と大容量荷室

※出典:メルセデス・ベンツ日本「ラインアップ」。確認日:2026年8月2日。掲載カードを当サイトで分類したもので、特定グレードのMPは非該当です。

23枠を占めるSUVは、単なる流行のカテゴリーではありません。

都市型のGLAから3列シートのGLB、中核のGLC、大型のGLEとGLS、独自の成り立ちを持つGクラス、さらにEQA・EQE SUV・EQS SUVまで、異なる生活圏を一つのカテゴリー内で受け止めています。

僕は、この23という数字に現在のメルセデスの重心が表れていると考えます。

かつてブランドの中心を象徴したのはセダンでした。いまは、その設計思想をSUVという多様な器へ移し替える時代に入っています。


メルセデス・ベンツ全54掲載モデル一覧

以下は、2026年8月2日にメルセデス・ベンツ日本の公式ラインアップページで確認した全54枠です。

表の「掲載」は公式ラインアップにカードが存在することを表します。正規販売店での受注、納期、在庫、試乗車の有無を保証するものではありません。

2026年8月2日時点 メルセデス・ベンツ全54掲載モデル
No. 車型 公式掲載モデル ブランド区分 動力源表示 表示状態
1セダンCLA SedanMercedes-Benz電気New
2セダンCLA SedanMercedes-BenzガソリンNew
3セダンC-Class SedanMercedes-Benzハイブリッド・ガソリン・ディーゼル掲載
4セダンC-Class SedanMercedes-AMGガソリン掲載
5セダンEQS SedanMercedes-Benz電気掲載
6セダンE-Class SedanMercedes-Benzハイブリッド・ガソリン・ディーゼル掲載
7セダンE-Class SedanMercedes-AMGハイブリッド掲載
8セダンS-Class SedanMercedes-BenzディーゼルNew
9セダンS-Class Sedan LongMercedes-BenzガソリンNew
10セダンMercedes-Maybach S-ClassMercedes-MaybachガソリンNew
11SUVEQAMercedes-Benz電気掲載
12SUVEQE SUVMercedes-Benz電気掲載
13SUVEQE SUVMercedes-AMG電気掲載
14SUVEQS SUVMercedes-Benz電気掲載
15SUVGLAMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
16SUVGLAMercedes-AMGガソリン掲載
17SUVGLBMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
18SUVGLBMercedes-AMGガソリン掲載
19SUVGLCMercedes-Benzハイブリッド・ディーゼル掲載
20SUVGLCMercedes-AMGハイブリッド・ガソリン掲載
21SUVGLC CoupéMercedes-Benzハイブリッド・ディーゼル掲載
22SUVGLC CoupéMercedes-AMGハイブリッド・ガソリン掲載
23SUVGLEMercedes-Benzディーゼル掲載
24SUVGLEMercedes-AMGガソリン掲載
25SUVGLE CoupéMercedes-Benzディーゼル掲載
26SUVGLE CoupéMercedes-AMGガソリン掲載
27SUVGLSMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
28SUVGLSMercedes-AMGガソリン掲載
29SUVG-ClassMercedes-Benz電気掲載
30SUVG-ClassMercedes-Benzディーゼル掲載
31SUVG-ClassMercedes-AMGガソリン掲載
32SUVMercedes-Maybach EQS SUVMercedes-Maybach電気掲載
33SUVMercedes-Maybach GLSMercedes-Maybachガソリン掲載
34ステーションワゴンCLA Shooting BrakeMercedes-Benz電気New
35ステーションワゴンCLA Shooting BrakeMercedes-BenzガソリンNew
36ステーションワゴンC-Class StationwagonMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
37ステーションワゴンC-Class StationwagonMercedes-AMGガソリン掲載
38ステーションワゴンC-Class All-TerrainMercedes-Benzディーゼル掲載
39ステーションワゴンE-Class StationwagonMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
40ステーションワゴンE-Class StationwagonMercedes-AMGハイブリッド掲載
41ステーションワゴンE-Class All-TerrainMercedes-Benzディーゼル掲載
42コンパクトA-ClassMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
43コンパクトA-ClassMercedes-AMGガソリン掲載
44コンパクトB-ClassMercedes-Benzガソリン・ディーゼル掲載
45クーペCLE CoupéMercedes-Benzガソリン掲載
46クーペCLE CoupéMercedes-AMGガソリン掲載
47クーペMercedes-AMG GT CoupéMercedes-AMGハイブリッド・ガソリン掲載
48クーペMercedes-AMG GT 4-Door-CoupéMercedes-AMGガソリン掲載
49クーペMercedes-AMG GT 4-Door-CoupéMercedes-AMG電気New・日本導入予定
50カブリオレ/ロードスターCLE CabrioletMercedes-Benzガソリン掲載
51カブリオレ/ロードスターCLE CabrioletMercedes-AMGガソリン掲載
52カブリオレ/ロードスターMercedes-AMG SL RoadsterMercedes-AMGガソリン掲載
53カブリオレ/ロードスターMercedes-Maybach SLMercedes-Maybachガソリン掲載
54ミニバンV-ClassMercedes-Benzディーゼル掲載

※出典:メルセデス・ベンツ日本「ラインアップ」。確認日:2026年8月2日。動力源とNew表示は公式モデルカードの表記に準拠。ラインアップ一覧には個別グレードのMPが表示されないため、対象MPは非該当です。

※画像はAIによるイメージ

54枠で特に注意すべきモデル

最も注意したいのは、49番の電気Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupéです。

公式ラインアップでは「日本導入予定」、個別の公式モデルページでは「2026年冬以降日本導入予定」と明記されています。したがって、記事執筆時点で現在販売中の車種として扱うのは正確ではありません。

また、一覧にカードがあることと、希望する仕様をすぐに注文できることも同義ではありません。

受注停止、モデルイヤーの切り替え、仕様変更、限定車の完売、販売店在庫などによって状況は変わります。購入を検討するときは、公式ラインアップに加えて、最新の価格表と正規販売店での確認が必要です。


なぜ2026年に54枠へ増えた?CLAとSクラスの更新

現在の54枠は、長期間固定される公式車種数ではありません。

新型車の追加、モデル終了、動力源の拡張、AMGやMaybachの掲載方法によって変わる、2026年8月2日時点のスナップショットです。

7月9日に新型CLAとCLAシューティングブレークを発売

メルセデス・ベンツ日本は2026年7月9日、高効率ハイブリッドシステムを搭載する新型「CLA」と「CLAシューティングブレーク」を発売しました。

新世代のMercedes-Benz Modular Architecture、略称MMAを採用し、第4世代MBUXとMercedes-Benz Operating System、略称MB.OSを搭載しています。

従来のCLAは、デザインを重視するコンパクト4ドアモデルという印象が強い車でした。

新型では、その美しい輪郭の内側に、電動化とソフトウェアを前提とする新しい骨格が入りました。僕には、CLAが単なるエントリーモデルではなく、新世代メルセデスの入口を担う車へ変わったように見えます。

7月29日にCLA初の電気自動車を発表

2026年7月29日には、「CLA with EQ Technology」と「CLA Shooting Brake with EQ Technology」が発表され、予約注文の受け付けが始まりました。

CLAとして初の電気自動車で、日本向けメルセデス・ベンツの電気自動車として最長となる最大771kmの一充電航続距離がWLTP値で示されています。実際の航続距離は気温、速度、空調、道路状況などで変動します。

この追加によって、公式ラインアップではCLA SedanとCLA Shooting Brakeが、それぞれ電気とガソリンの2カードに分かれました。

つまり、CLAという2つの車体系列だけで、54枠のうち4枠を構成していることになります。

6月11日に新型Sクラスを発表

2026年6月11日には、新型Sクラスが日本で発表されました。

車両全体の50%以上、約2,700点の部品を新規開発または再設計した大規模な改良で、第4世代MBUX、MB.OS、MBUXスーパースクリーンなどが採用されています。

公式ラインアップでは、S-Class Sedan、S-Class Sedan Long、Mercedes-Maybach S-Classが別カードとして掲載されています。

似た姿を持つ3台ですが、標準ボディ、自ら運転することと後席快適性を広げたロング、乗員空間の仕立てを極めるMaybachでは、車が果たす役割が違います。

「54」は車体数ではなく商品構成の掛け算

僕が注目するのは、54という数字そのものより、その生まれ方です。

現在のラインアップは、車体形状×動力源×ブランド区分という掛け算で構成されています。

同じGクラスでも、電気、ディーゼル、AMGのガソリンでは、車の性格も乗り手が求める価値も異なります。同じボディを起点にしながら、異なる思想を持つ商品として見せているのです。

54枠は設計上の車体数ではなく、顧客が選択する入口の数。

そう理解すると、54枠と34系列が食い違う理由が見えてきます。


車種クラスの違いは?A・B・C・E・SとSUVの読み方

メルセデス・ベンツの車名は、最初に車体の役割を読み、次に車格、最後に動力源や駆動方式を確認すると理解しやすくなります。

アルファベットを単純な価格順に並べるだけでは、Bクラス、CLA、Gクラス、All-Terrainの立ち位置を正しくつかめません。

A・B・C・E・Sクラスの違い

基本的な役割は次のように整理できます。

  • Aクラス:低い着座姿勢を持つコンパクトハッチバック
  • Bクラス:室内高、乗降性、日常の使いやすさを重視
  • Cクラス:扱いやすさと上質さを両立する中核モデル
  • Eクラス:長距離性能と室内の余裕を高めた上級モデル
  • Sクラス:快適性、先進技術、静粛性を集約する旗艦モデル

AクラスとBクラスは、単純な上下関係ではありません。

Aクラスは運転席へ低く収まる感覚とスポーティな外観を重視し、Bクラスは着座位置や頭上空間、乗り降りの自然さに重心を置きます。

C、E、Sは比較的分かりやすい階層ですが、車格が上がるほど必ず所有者に適するわけではありません。

細い生活道路や立体駐車場を毎日使う人にとっては、扱いやすいCクラスの方が、大きなSクラスより深く生活へなじむことがあります。

車の価値は、車庫を出た瞬間から始まります。

GLA・GLB・GLC・GLE・GLSの違い

GL系SUVは、末尾の文字を車格の目安として読むことができます。

  • GLA:都市部で扱いやすいコンパクトSUV
  • GLB:四角い車体と3列シートを備える実用派SUV
  • GLC:サイズと上質さの均衡が取れた中核SUV
  • GLE:室内と荷室に余裕を持つ大型SUV
  • GLS:3列空間を備えたフラッグシップSUV

ただし、GLBはGLAより高価なだけのモデルではありません。

GLBには、全長4,660mm、全幅1,845mm、全高1,700mmの車体に3列シートを収めるという明確な役割があります。公式情報では3列目の利用について、身長168cm以下の乗員が推奨されています。

GLC CoupéやGLE Coupéも、通常のGLCやGLEを単に高級にした車ではありません。

後方へ流れるルーフラインによって造形を優先する代わりに、通常SUVとは荷室形状や後席頭上空間の感じ方が変わります。美しさと積載効率のどちらに心が動くかで選ぶ車です。

GクラスはGL系の階段とは別物

Gクラスは、GLAからGLSへ続く一般的なSUVの階段から外れた存在です。

堅牢な構造と悪路走破性を起点に発展し、現在の公式ラインアップでは電気、ディーゼル、Mercedes-AMGのガソリンという3枠に分けて掲載されています。

同じ四角いボディをまとっていても、静かに四輪を制御する電気モデル、長距離性能を重視するディーゼル、圧倒的な動力性能を前面に出すAMGでは、体験の中心が違います。

Gクラスは一台の車名というより、一つの形を守りながら時代ごとの技術を受け入れる文化に近いと僕は感じます。

EQの命名方法が変わり始めた

EQA、EQE、EQSでは、EQが電気自動車を示す車名の中心に置かれています。

一方、新型CLAの電気仕様は、独立した新しいEQ車名ではなく「CLA with EQ Technology」と名付けられました。

これは、電気自動車を別ブランドの島として見せる段階から、CLAという既存車名の中で動力源を選ばせる段階へ移り始めたことを示していると考えられます。

ただし、2026年8月2日時点ではEQA、EQE SUV、EQS Sedan、EQS SUVも公式ラインアップに残っています。

従来のEQ車名と「with EQ Technology」が併存する、命名方法の移行期と見るのが妥当です。

d・e・ISG・4MATICの意味

現行モデルを比較するときに、よく目にする表記は次のとおりです。

  • d:ディーゼルエンジン搭載車
  • e:プラグインハイブリッド車で使われる表記
  • ISG:Integrated Starter Generator
  • 4MATIC:四輪駆動システム
  • Long/long:標準仕様より車体やホイールベースを延長した仕様
  • Coupé:流れるようなルーフ形状を重視した車型
  • All-Terrain:ワゴンを基礎に走破性と車高を高めた車型

たとえば「GLE 300 d 4MATIC」は、ディーゼルエンジンを搭載する四輪駆動のGLEと読めます。

現在の数字は、必ずしも排気量そのものを示しません。同じ排気量でも出力、電動システム、車種内での位置づけによって異なる数字が与えられます。


54モデルから自分に合う一台をどう選ぶ?

メルセデス・ベンツを選ぶとき、最初から54枠すべてを比べる必要はありません。

最初に確認すべきなのは価格でも最高出力でもなく、駐車場所、乗車人数、荷物、移動距離です。

CクラスとGLCは全幅と荷室で選ぶ

C 200 Sportsは、全長4,785mm、全幅1,820mm、全高1,435mm、荷室容量455Lです。

公式ページではC 200 Sportsを寸法の基準車としており、掲載されている主要ラインアップはMP202602です。

GLC 220 d 4MATIC Coreの荷室容量は560~1,680Lです。公式発表では、過去に示された数値から訂正された容量が明記されています。

CクラスとGLCの選び方
比較項目 C-Class Sedan GLC
代表車 C 200 Sports(ISG) GLC 220 d 4MATIC Core(ISG)
着座姿勢 低い 高い
荷室 455L 560~1,680L
得意な環境 都市部、高速道路、立体駐車場 家族移動、アウトドア、大きな荷物
確認すべき点 後席の乗降性 車幅と駐車場の余裕

※出典:メルセデス・ベンツ日本「C-Class Sedan」「GLC 220 d 4MATIC Core追加発表」。確認日:2026年8月2日。Cクラスの寸法基準車はC 200 Sports、ラインアップ画像はMP202602。GLC荷室値の基準車はGLC 220 d 4MATIC Coreです。

僕なら、都市部の立体駐車場へ毎日入れ、荷物がそれほど多くないならCクラスを選びます。

一方、ベビーカー、大型スーツケース、キャンプ用品などを頻繁に積み、着座位置の高さを求めるならGLCの方が生活に自然です。

SUVは視界を高くしてくれますが、車体まで小さくしてくれるわけではありません。

購入前にはカタログ寸法だけでなく、駐車区画の柱、入口の傾斜、機械式駐車場の重量制限まで確認する必要があります。

EクラスとGLEは全長より全幅が違う

E 200 Sports Night Editionは、全長4,960mm、全幅1,880mm、全高1,470mm、荷室容量540Lです。

GLE 300 d 4MATICは、全長4,925mm、全幅2,010mm、全高1,795mm、荷室容量630~2,055Lです。AMGラインパッケージ装着時は全幅2,020mmとなります。

EクラスとGLEの寸法・用途比較
比較項目 E-Class Sedan GLE
代表車 E 200 Sports Night Edition(ISG) GLE 300 d 4MATIC(ISG)
全長 4,960mm 4,925mm
全幅 1,880mm 2,010mm
全高 1,470mm 1,795mm
荷室容量 540L 630~2,055L
向く用途 高速移動、都市部、セダンの安定感 大型荷物、高い視点、広い室内

※出典:メルセデス・ベンツ日本「E-Class Sedan」「GLE」。確認日:2026年8月2日。Eクラスの寸法基準車はE 200 Sports Night Edition、GLEはGLE 300 d 4MATIC。GLEの公式ページ掲載ラインアップ画像はMP202602です。

興味深いのは、Eクラスの方がGLEより35mm長いことです。

しかし全幅はGLEが130mm広く、片側に換算すれば65mmの差になります。

高速道路を真っすぐ走っているとき、この幅は安心感につながります。

ところが古い商業施設の駐車場、住宅街の曲がり角、対向車とすれ違う狭い道では、その65mmが神経の使い方を変えます。

長距離を快適に移動しながら都市部でも扱いたいならEクラス。荷室と高い着座姿勢を優先し、保管場所に余裕があるならGLEが有力です。

GLBとVクラスは3列目の使い方が違う

GLB 200 d 4MATIC Urban Starsは、全長4,660mm、全幅1,845mm、全高1,700mmです。

3列7人乗りですが、公式情報では3列目について身長168cm以下の乗員が推奨されています。

V 220 dは、全長4,895mm、全幅1,930mm、全高1,880mm。荷室容量はラゲッジルームセパレーター非装着時で610~4,200Lです。基準車のMPは202602です。

GLBとVクラスの実用性比較
比較項目 GLB V-Class
代表車 GLB 200 d 4MATIC Urban Stars V 220 d
全長 4,660mm 4,895mm
全幅 1,845mm 1,930mm
全高 1,700mm 1,880mm
3列目 必要な場面で使う考え方 多人数移動を主目的にしやすい
得意な用途 日常利用と週末旅行 送迎、大人数、大型荷物

※出典:メルセデス・ベンツ日本「GLBが叶える、疲れを意識させない上質な週末ドライブ」「V-Class」。確認日:2026年8月2日。Vクラスの寸法基準車はV 220 d MP202602です。

GLBは、小さなVクラスではありません。

普段は1列目と2列目を中心に使い、必要なときに3列目を展開できるSUVです。

Vクラスも、大きなGLBではありません。

人と荷物を同時に運ぶことを設計の中心に置いたミニバンであり、スライドドアや広い室内空間そのものが価値になります。

子どもを含む家族で、普段は5人以下ならGLBが合理的です。

大人が3列目へ頻繁に座り、人数分の旅行かばんも積みたいなら、Vクラスの大きさは負担ではなく機能になります。

選ぶ順番は「物理条件」から

54枠から候補を絞るときは、次の順番が現実的です。

1. 駐車場へ収まる全幅・全高・重量を確認する
2. 普段乗る人数と3列目の使用頻度を決める
3. 荷物の大きさと後席を倒す頻度を考える
4. セダン、SUV、ワゴンなどの車型を決める
5. 年間走行距離と充電環境から動力源を選ぶ
6. 通常モデル、AMG、Maybachの方向性を選ぶ
7. 最後に予算と装備を照合する

価格から入ると、購入可能な車の中で最も豪華な仕様を探しやすくなります。

物理条件から入ると、自分の生活で無理なく使える車が残ります。

毎朝、車庫から出すたびに緊張する上級車より、自然にキーを手に取れる一台の方が、所有する喜びは長く続きます。


今後のメルセデス・ベンツ車種はどう変わる?

筆者としては、2026年のラインアップで最も重要なのは、54枠という多さではなく、電気自動車と内燃機関車の境界が変わったことだと考えています。

新型CLAでは、電気自動車が別の車名へ分離されず、同じCLAの中に並びました。

EVとエンジン車を同じ車名から選ぶ時代へ

従来のEQA、EQE、EQSは、車名を見ただけで電気自動車だと分かる構造です。

しかしCLAでは、CLAという車体と世界観を先に選び、その後に電気かガソリン系かを選ぶ形へ変わりました。

この流れが広がれば、将来の購入者は「EVが欲しいからEQを選ぶ」のではなく、「Cクラスが欲しい。その中で最適な動力源を選ぶ」という考え方へ移る可能性があります。

ただし、現時点では既存のEQモデルも残っています。

命名法やラインアップ構成が一斉に切り替わるのではなく、新旧の考え方がしばらく併存すると見るべきでしょう。

AMGとMaybachは価格の上下ではない

Mercedes-AMGは、単に装備を追加した上位仕様ではありません。

動力性能、変速、操舵、サスペンション、ブレーキを通じて、運転する行為を濃くするブランドです。

Mercedes-Maybachは、静粛性、乗り心地、素材、後席を含む空間の演出に軸足を置きます。

AMGは運転席から車の価値を問い、Maybachは乗員が過ごす時間から車の価値を問いかける。

同じメルセデスの星を掲げながら、向いている方向は異なります。

速さを求めていない人がAMGを選ぶ必要はありません。

自らハンドルを握ることが中心の人が、Maybachを常に最良と感じるとも限りません。価格ではなく、誰のための時間を豊かにする車なのかを考えることが大切です。

公式掲載数は今後も変動する

電気Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupéは、2026年冬以降の日本導入が予定されています。

一方で、現在のラインアップから外れるモデルや、モデルイヤー更新によってカードの分け方が変わる可能性もあります。

そのため、この記事の54枠は永久保存版の固定車種数ではありません。

メルセデス・ベンツが2026年8月2日に、どの車をどのような区分で日本の顧客へ提示していたかを示す記録です。

まとめ

2026年8月2日時点で、メルセデス・ベンツ日本の公式ラインアップには54のモデルカードが掲載されています。

ボディタイプ別ではセダン10枠、SUV23枠、ステーションワゴン8枠、コンパクト3枠、クーペ5枠、カブリオレ/ロードスター4枠、ミニバン1枠です。

同じ公式掲載名を統合する当サイト独自ルールでは、実質34系列となります。

また、電気Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupéは54枠に含まれますが、2026年冬以降の日本導入予定であり、現時点の販売車としては扱えません。

車種を選ぶときは、A・B・C・E・Sという車格だけでなく、車型、動力源、全幅、全高、荷室、乗車人数を重ねて見ることが重要です。

カタログには車の性能が書かれています。

けれど、所有したあとの幸福を決めるのは、毎朝通る道、家族が持ち込む荷物、駐車場の白線との間に残る、ほんのわずかな余白です。


よくある質問

メルセデス・ベンツには本当に54車種ありますか?

2026年8月2日時点の日本公式ラインアップページには、「54モデル」と表示されています。

ただし、同じC-Class SedanやGLCでも、通常モデルとMercedes-AMGが別カードです。公式掲載名を統合する当サイト独自集計では34系列となります。

54モデルはすべて現在注文できますか?

54枠すべてが、すぐに注文できることを意味するわけではありません。

電気Mercedes-AMG GT 4-Door-Coupéは、公式個別ページで2026年冬以降日本導入予定とされています。ほかの車種も受注状況、在庫、モデルイヤーの移行などで購入条件が変わるため、最新情報は正規販売店で確認してください。

メルセデス・ベンツで最も小さい掲載車種はどれですか?

代表的なコンパクトモデルはAクラスです。

A 180 Urban Starsは全長4,440mm、全幅1,800mm、全高1,420mm、荷室容量350~1,190Lです。公式ページではMP202701の表示も確認できるため、購入時には希望車両のMPと諸元を改めて確認してください。

7人乗りのメルセデス・ベンツはどれですか?

主な候補はGLB、GLS、Vクラスです。

GLBは日常利用と必要時の3列目を両立しやすく、Vクラスは多人数移動と大きな荷物を重視する用途に向きます。GLBの3列目は、公式情報で身長168cm以下の乗員が推奨されています。

EQB・EQC・CLSは公式54枠に含まれますか?

2026年8月2日に確認した公式ラインアップ54枠には、EQB、EQC、CLSは含まれていません。

検索結果に過去のモデルページや中古車情報が表示される場合がありますが、現在の新車構成を調べる場合は、個別ページの存在だけでなく、公式ラインアップ一覧と最新価格表を確認する必要があります。

執筆:高坂 遼(こうさか・りょう)
自動車ライター|ドライビング・フィロソファー|モーターストーリーテラー

タイトルとURLをコピーしました