中古SUVのおすすめは、ハリアー・ヴェゼル・CX-5・RAV4・エクストレイルなど定番10車種から、用途に合う一台を改良後の2020〜2022年式前後で選ぶのが基本です。
この記事では、10台の狙い目年式・価格帯の目安・注意点を、ファミリー、アウトドア、街乗り、燃費重視といった用途別に整理しました。
価格や在庫は日々動くため、数字は「目安」として読み、最新の支払総額は販売店や各サイトで確認してください。
なお、車種ごとの狙い目年式と価格帯は、2026年2月に公開された中古車査定の現場目線の解説を土台に、僕が表と文章へ整え直したものです。解説の発信元の名称は、手元の資料では特定できていません。そのため価格帯は「2026年2月時点の目安」として扱い、本文中の補足には出どころを明記しています。
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中古SUVおすすめ10選|狙い目年式と価格帯の一覧
結論から言うと、10台の狙い目年式はほぼ2020〜2022年に集まっています。
まずは一覧です。
| 車種 | 向いている人 | 狙い目の年式 | 価格帯の目安(2026年2月時点) |
|---|---|---|---|
| トヨタ RAV4 | ファミリー・アウトドア | 2020〜2021年 | 250万〜400万円 |
| ホンダ ヴェゼル | 街乗り・少人数 | 2021〜2022年 | 180万〜300万円 |
| マツダ CX-5 | 長距離ドライブ | 2021〜2022年 | 150万〜280万円 |
| スバル フォレスター | 雪国・アウトドア | 2021年以降 | 180万〜320万円 |
| 日産 エクストレイル | ファミリー | 2022〜2023年 | 200万〜380万円 |
| トヨタ ハリアー | 都市部・高級感 | 2020〜2021年 | 280万〜450万円 |
| 三菱 アウトランダーPHEV | 車中泊・給電 | 2022年 | 250万〜450万円 |
| スズキ ジムニーシエラ | オフロード・趣味 | 2019〜2020年 | 200万〜350万円 |
| トヨタ ヤリスクロス | 初SUV・通勤 | 2021年 | 180万〜280万円 |
| 日産 キックス | 街乗り | 2022年後半以降 | 180万〜270万円 |
価格はこの表の公開から約8か月が経っています。現在の相場とは差が出ている可能性が高いので、気になる車種は必ず最新の掲載価格を確認してください。
車のクラスで分けると、コンパクトSUV(ヴェゼル、ヤリスクロス、キックス)は180万〜300万円前後、ミドルサイズ以上(RAV4、CX-5、フォレスター、エクストレイル、ハリアー、アウトランダーPHEV)は150万〜450万円と幅が広くなります。
この差は、グレードや走行距離、そして電動モデルかどうかで開きます。
なぜ狙い目年式は2020〜2022年に集まるのか?
理由は、モデルチェンジや大幅改良の直後にあたるからです。
ハリアーは2020年6月、ヴェゼルは2021年4月、エクストレイルは2022年7月に現行型が登場しました。
CX-5は2021年末から2022年にかけての商品改良、フォレスターは2021年8月の大幅改良が目安です。これらの年月はメーカーの発表をもとにした僕の記憶と整理で、購入前には各社の公式サイトで確認してください。
僕の見立てでは、新型や改良型は発売直後に細かな不具合が出やすく、1〜2年たつと対策が進んで落ち着く傾向があります。この見立ては個人的な経験則で、統計的な裏づけがあるわけではありません。
それでも、「車種を選ぶ前に改良時期を調べる」ことが、中古SUV選びの近道になるのは確かです。
用途別の中古SUVおすすめ|ファミリー・アウトドア・街乗り・燃費重視
用途が決まれば、10台の候補は自然に2〜3台まで減ります。
- ファミリー向け:エクストレイル、RAV4、ヴェゼル。積載量と乗り降りのしやすさで選びます。
- アウトドア向け:フォレスター、RAV4、ジムニーシエラ。4WD性能と汚れに強い内装が決め手です。
- 街乗り・通勤向け:ヤリスクロス、ヴェゼル、キックス。取り回しと運転のしやすさを重視します。
- 燃費・電動重視:ヴェゼル(e:HEV)、エクストレイル(e-POWER)、アウトランダーPHEV。バッテリー状態の確認が欠かせません。
- 高級感重視:ハリアー。内装の質感とデザインで選ぶ一台です。

中古ハリアー・ヴェゼル・CX-5・RAV4の特徴と注意点
ここからは、人気の定番4車種を「向く人・狙い目年式・価格帯・注意点」の順に見ていきます。
トヨタ ハリアー:狙い目は2020〜2021年式、価格帯は280万〜450万円
向くのは、都市部で上質さを求める人です。
注意点は、大径タイヤの交換費用が高くなりやすいことです。
現行の4代目は2020年6月に登場し、クーペのような流麗なフォルムと上質な内装が持ち味です。
調光パノラマルーフやJBLプレミアムサウンドといった人気装備付きは、売却時にも評価されやすいと紹介されています。ただしリセールは相場や時期で変わるため、同じ年式の複数台を見比べてください。
ホンダ ヴェゼル:狙い目は2021〜2022年式、価格帯は180万〜300万円
向くのは、街乗り中心で少人数の人です。
注意点は、センターコンソール付近のピアノブラック調パネルが小傷つきやすいことです。
現行の2代目は2021年4月に登場し、ハイブリッドのe:HEVが中心です。
センタータンクレイアウトによる広い室内と、多彩なシートアレンジが魅力です。内装の傷みには前オーナーの扱い方が出るので、実車ではまずここを見てください。
マツダ CX-5:狙い目は2021〜2022年式、価格帯は150万〜280万円
向くのは、長距離ドライブが多く、走りの質感を重視する人です。
注意点は、ディーゼル車で短距離走行ばかりの個体はDPF(排気ガス中のススを集めるフィルター)に負担がかかりやすいことです。
魂動デザインの美しいフォルムと、クリーンディーゼルの太いトルクが持ち味です。
DPFの状態は使い方で差が出ます。整備記録簿で、定期的なオイル交換の履歴を確認してください。
トヨタ RAV4:狙い目は2020〜2021年式、価格帯は250万〜400万円
向くのは、キャンプやスキーが好きなファミリーです。
注意点は、アウトドアで酷使された個体が混ざっていることです。
オフロードテイストの「Adventure」グレードが人気で、ハイブリッドの4WDシステム「E-Four」が燃費と走破性を両立します。
マフラーやサスペンション周りのサビ、ラゲッジの深い擦れ傷は念入りに見ましょう。
何店舗も回らず、たった1回の査定で高値を目指せます。
全国8,000店以上が競り合い、面倒な価格交渉はユーカーパックにおまかせ。
連絡窓口も1社だけなので、営業電話に追われず次のカーライフの資金を増やせる可能性があります。
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中古フォレスター・エクストレイル・ヤリスクロスなど他の6台
残る6台も同じ型で見ていきます。
スバル フォレスター:狙い目は2021年以降、価格帯は180万〜320万円
向くのは、雪国に住む人や本格アウトドア派です。
注意点は、雪道での使用歴が長い個体の下回りの腐食です。
全車にシンメトリカルAWDを備え、水平対向エンジンと低重心が安定した走りを支えます。
2021年8月の大幅改良で新世代アイサイトが搭載されたため、安全性能を重視するなら2021年後半以降が候補です。防錆コーティングの有無も確認しておきたい点です。
日産 エクストレイル:狙い目は2022〜2023年式、価格帯は200万〜380万円
向くのは、荷物も汚れも多いファミリーです。
注意点は、旧型のT32型を選ぶ場合のCVTの挙動です。
現行のT33型は2022年7月発売で、e-POWERのスムーズな加速と、四輪を独立制御する「e-4ORCE」が特徴です。
旧型を検討するなら、発進と停止を繰り返す試乗で、発進時の振動がないかを確かめてください。症状の出方は個体で異なります。
三菱 アウトランダーPHEV:狙い目は2022年式、価格帯は250万〜450万円
向くのは、車中泊や停電時の備えとして給電機能を使いたい人です。
注意点は、駆動用バッテリーの状態です。
EV走行とハイブリッド走行を使い分けられ、AC100V電源(1,500W)で家電も使えます。
狙い目は2021年末にフルモデルチェンジした現行型です。バッテリー容量の違いなど細かな仕様は年式やグレードで異なるため、購入時は残存容量(SOH)の測定データを見せてもらえるか販売店に確認してください。
スズキ ジムニーシエラ:狙い目は2019〜2020年式、価格帯は200万〜350万円
向くのは、本格オフロードや趣味の一台を求める人です。
注意点は、ハードな使用歴とカスタム歴です。
現行型は2018年7月発売で、ラダーフレーム構造の本格4WDです。狙い目を2019〜2020年とするのは、発売直後の初期ロットを避けつつ、走行距離が伸びすぎていない個体を探しやすい世代だから、というのが僕の整理です。
乗り心地は乗用車というより、少し硬めの道具感があります。街乗り中心なら試乗で確かめてください。
トヨタ ヤリスクロス:狙い目は2021年式、価格帯は180万〜280万円
向くのは、初めてSUVを買う人や通勤で使う人です。
注意点は、後席やラゲッジがミドルサイズSUVより小さいことです。
取り回しの良さと低燃費が武器で、運転に自信がなくても扱いやすい一台です。
家族4人での長距離旅行には、手狭に感じる場面があります。
日産 キックス:狙い目は2022年後半以降、価格帯は180万〜270万円
向くのは、街乗り中心で運転のしやすさを重視する人です。
注意点は、雪国で使う場合に4WDかどうかを確認することです。
2022年7月のマイナーチェンジで4WDが追加され、第2世代のe-POWERに進化しました。
雪道を走る予定があるなら、2022年後半以降の4WDモデルを選んでください。
迷いやすい比較|ヴェゼルとヤリスクロス、RAV4とエクストレイル
比較は、数字よりも暮らし方で決まります。
ヴェゼルとヤリスクロスは、価格帯の目安が180万〜300万円と180万〜280万円で大差ありません。
- ヴェゼル:室内の広さとシートアレンジを活かしたい人。街乗りと週末のお出かけ向き。
- ヤリスクロス:取り回しと低燃費を重視する人。通勤や一人〜二人の移動向き。
決め手は「後席に人を乗せる頻度」です。月に何度も使うならヴェゼル、ほとんど使わないならヤリスクロスを勧めます。
RAV4とエクストレイルは、どちらも250万円前後から狙えるミドルSUVです。
- RAV4:悪路やアウトドアの頻度が高い人。走破性と力強い外観が魅力。
- エクストレイル:荷物と汚れが多い家族。汚れを拭き取りやすい内装が魅力。
荷物の汚れを気にするならエクストレイル、週末に山へ向かうならRAV4。僕ならこの基準で分けます。
中古SUVの選び方|用途・年式・状態の3ステップ
失敗を避ける要点は、用途を決め、年式を絞り、状態を確認する、の3つです。
用途は前の章のとおり、2〜3台まで絞ります。
年式と走行距離のバランス
走行距離は、1年あたり8,000〜10,000km程度が一般的な目安とされています。
ただし、極端な低走行が必ずしも良いとは限りません。長期間乗られていない個体は、バッテリーの劣化やゴム部品の硬化が進んでいる場合があります。
下回り・内装・記録の確認
- 下回り:サビ、腐食、擦り傷。雪国や海沿いの使用歴に注意。
- 内装:シートやパネルの傷み。前オーナーの扱い方が出る場所。
- 整備記録簿:定期点検とオイル交換の履歴。
- 電動車のバッテリー:PHEVやハイブリッドは、残存容量などの測定データの有無。
可能なら試乗をして、乗り心地や異音を確かめてください。
保証・維持費・4WDかFFか
買う前に、保証内容と認定中古車かどうかを確認します。保証の範囲や期間は店舗ごとに異なるため、契約前に書面で見せてもらってください。
維持費では、自動車税(排気量で決まります)、燃費、タイヤ交換費用の3つが差になります。大径タイヤのハリアーとコンパクトなヤリスクロスでは、タイヤ代だけでも開きが出ます。
雪国や悪路を走るなら4WD、都市部中心ならFFで十分なケースも多く、FFの方が車両価格を抑えやすい傾向があります。ただし価格差は車種とグレードで変わります。
中古SUVは今が買い時?2026年の相場の見方
ここからは筆者としての私見です。事実の整理とは分けて読んでください。
相場は「落ち着いた局面」と言えるか
2021〜2023年ごろは、半導体不足や新車の納期遅れで、中古車相場が高い時期が続いたと広く報じられました。
その頃に比べると、いまは選ぶ余裕が戻ってきたと僕は感じています。ただしこれは、掲載価格を時系列で追ったデータに基づく結論ではありません。
だから、この主張を鵜呑みにせず、カーセンサーやグーネットの価格推移ページで、気になる車種の動きを自分の目で確かめてください。
2020〜2022年式が市場に出やすい理由と条件付きの見通し
2020〜2022年に登場・改良された人気車は、2026年に登録から4〜6年目を迎えます。
この時期は車検や買い替えと重なりやすく、「新しすぎず古すぎない」個体が出回りやすいと僕は推測しています。
今後の相場は、条件で読み分けられます。
- 新車の納期が短くなる場合:新車へ需要が戻り、中古の人気は穏やかになる可能性があります。
- 新車の供給が滞る場合:中古に需要が流れ、相場が上がりやすくなります。
- 円安や景気の変化が強まる場合:新車価格の上昇を通じて、中古の下値を支えやすくなります。
どの場合も、気になる車種を数週間眺めて、相場の動きを確かめてから動く姿勢が有効です。
電動化は中古市場にも届いている
e:HEV、e-POWER、PHEVといった電動モデルが、中古でも当たり前になりました。
ガソリン車との違いは、バッテリーという「見えない劣化」を抱える点です。だからこそ、点検記録や測定データを見せてくれる販売店を選ぶことが、これまで以上に重要です。
僕ならこう選ぶ
僕自身が選ぶなら、街乗りと週末のお出かけが中心ならヴェゼル、家族でアウトドアへ行くならRAV4を第一候補にします。どちらも2021年前後の改良後モデルです。
実車は下回りまで確認し、試乗をして、整備記録も見せてもらいます。最後は、乗り込んだ瞬間に「この景色を毎日見たい」と思えるかどうか。数字では測れませんが、長く付き合ううえでは大切な判断軸です。
なお、この記事で書いた確認ポイントは、各種の解説で紹介されている内容をもとにした僕の整理です。僕自身が全車種を試乗して比べたわけではありません。
まとめ
中古SUVは、用途を決め、2020〜2022年式前後の改良後モデルから、2〜3台に絞って選ぶのが近道です。
ファミリーならエクストレイルやRAV4、街乗りならヴェゼルやヤリスクロス、アウトドアならフォレスターやジムニーシエラが候補になります。
下回り、内装、整備記録、電動車のバッテリーを確認すれば、選択のミスは減らせます。
価格や在庫、相場は日々変わるため、最新情報は各サイトや販売店でご確認ください。
よくある質問
中古SUVで人気の車種は何ですか?
ハリアー、ヴェゼル、CX-5、RAV4、エクストレイルが定番です。軽ではハスラーとジムニーも人気です。
中古SUVはどの年式を狙うのが良いですか?
2020〜2022年式前後が狙い目です。CX-5なら2021年末以降、フォレスターなら2021年後半以降が目安です。
中古SUVの価格の目安はいくらですか?
2026年2月時点の目安では、コンパクトSUVが180万〜300万円前後、ミドルサイズ以上が150万〜450万円です。最新の支払総額を必ず確認してください。
走行距離は何万km以内が良いですか?
1年あたり8,000〜10,000km程度が一般的な目安です。極端な低走行は、長期間乗られていない場合もあるため、状態を確認してください。
中古SUV選びで特に確認すべき点は何ですか?
下回りのサビ、内装の傷み、整備記録簿が基本です。ディーゼルならDPF、PHEVならバッテリーの残存容量も確認してください。
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